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冬は寒いので外を歩くときはロボットみたいに右足左足右足左足右足左足右足左足右足左足・・・と感覚を遮断して何にも考えず機械みたいにただ足を交互にだすようにして出勤するといつの間にか教室についているということを発見した平川です。

一昔前は一日中やっても飽きなかったテレビゲームが、最近はなにをやってもつまらなく集中できなくなったのでまた小説を読むようになりました。
これも歳のせいですかね?それとも最近のゲームがつまらんだけでしょうか?

小説を手にとっていざ読もうとするときの感覚を僕は「旅にでる」ようなものだと思っています。
なが~い小説をよもうとすると「これから長い旅がはじまるな・・・」って思います。

やたら分厚くてさらに上中下にわかれているような超大作は旅の終着まで辿りつけるか不安になります。
基本的に出不精な人間なのであんまり長い旅になりそうな予感がすると踏み出すのもためらいます。

昔、高校生くらいの頃はどんなに長くても喜んで旅にでたものです。
村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』とかエンデの『はてしない物語』とか授業も聞かずにず~っと旅してました。
むしろ長いほうが毎日変わり映えしない学校生活から抜け出して知らない世界に長い時間居座ることができて大好きでした。

最後の1ページが終わってもしばらくはその世界に思いを馳せて幸せな気分ですが、ふと気づくと現実はまた家と教室を往復して朝から夕方まで授業をうけるだけのドキドキするようなこともない現実が待っていて、あまりの落差に心が折れそうでまた図書室に行って次の旅を探す、って感じでした。

それが大人になって仕事するようになったら旅に出るのが億劫というより怖くなりました。

現実では学生時代とは違って、しっかり目を開いて働かなくちゃいけなくて、それに集中しないと食っていけなくなるから本の世界に悠長に浸ってられないからです。

それに加えて旅が終わったあとの現実の環境の落差がでかすぎて心のダメージがでかいってのもあります。

(あ、別にこの仕事に不満があるわけじゃないっすよw。むしろ他の職種よりは若干夢に浸ってられる仕事だから俺みたいな人間には最高だと思います。むしろ他の仕事はできなかったんじゃないでしょうかw)

なので最近は短いのを読むのが好きです。

列車で行ける小旅行♪って感じです。箱根とか高尾山とかw?

今はそれくらいがちょうどいいです。

今はまだ仕事を始めたばかりで難しいけど、そのうちバランスがとれてきたらまた長い旅に出かけられるようになりますかね?


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